共に考え、共に育つ場
不思議なことで、書こう書こうとやる気出すほど、それに比例するかのように手が動かなくなってしまう今日この頃です。
日々不安定な自分の気持ちとの戦いですが、子どもたちの笑顔だったり、泣き顔だったり、いつも「今を生きること」に全力な彼らがわたしを元気づけてくれます。
彼らと共に遊び、一緒に時間を過ごし、本気で言葉を交わすことで、自分で今まで気づけなかったような、良くも悪くも素直な気持ちと向き合うことが出来ます。
森のようちえんを始めてもうすぐ一年。
子どもたち一人ひとりとの関りはもちろんだけど、最近はみんなで話ができる場をつくることを大切に関わっています。
この一年を通して子どもたちは心身ともに大きく成長しています。それは、個人においても集団においても。
ことこと組では、何かの問題にぶつかったときはみんなで悩みや発見を共有し、共に考えられるような環境を子どもたちと一緒に作っていっている最中です。
始めはそれぞれ自分のことを考えるのに精一杯でしたが、一日一日と日を重ね
一緒に笑ったり、
一緒に感動したり、
一緒に喧嘩したり…
たくさんの時間を共有する中でお互いの性格を知り合い、理解しようとし合う姿が見られることが徐々に増えてきました。
甘えん坊だから
頑固だから
やさしいから
言葉が出ないから
そんな言葉を子だもたち同士で言い合い、この子はそういう子なんだと受け入れようとしているんだなという風に感じます。
それは、この先の人生を歩んでいくためにとても大切なことじゃないかとわたしは思っています。
どんな人に出会うかより、出会った人とどう関わるか
なのかなぁと。
子どもの育つ場は、そんな経験をたくさん重ねられる場であって欲しいと思います。もちろん、一緒に過ごす大人にも!
大人も子どもも共に育つ
素敵な言葉だなぁ。
最後に、一人の子との会話で感じたことを
「どうして君はそんなにやさしいの?」
「それは、おかあさんとおとうさんとゆっきーがやさしいからだよ。」
人間にはそれぞれ生まれ持った性格がある。だけどそれ以上に、どんな人と関わり育つかがその子の人生のベースになっていくのかな。
なんだかなぁ、子どもたちと関わることって自分が試され続けることなんだろうなぁと正直少し怖くも感じました。
それでも、今のわたしは、子どもたちと共にいたいなって思います!
ゆっきー