ことこと便り

岡山県津山市(旧久米町)の山・川などを拠点に活動する小さな森のようちえん

入園・体験の詳細は、 ことことオフィシャルサイトをご覧ください

森のようちえんについて

森のようちえんをご存知ですか?

森のようちえんとは、自然の中での幼児教育を行う運動や団体を指す総称です。

1950年代にデンマークで一人のお母さんが森の中で保育をしたのが始まりのようで、現在では、ドイツ、北欧、韓国、日本でも広がっています。

日本の「森のようちえん」の運営スタイルは様々です。園舎を持つ、持たないは問わず、活動の場も森だけではなく、海や川や里山、公園などが主な活動場所です。年齢は、0~7歳くらいまででの乳幼児の子ども達が対象。ほとんどの森のようちえんには、共通して大切にしている考えがあります。自然の持つ力を信じ、自然の中で子どもが持っている感覚感性を引き出す。子どもの力を信じて、待つ、見守る、受け入れる。子ども自身で考えて行動できる雰囲気をつくる関わり方をしています。


なぜ津山市周辺で森のようちえんを作りたいのか?

津山市岡山県北)は、県で人口3番目の10万人都市のもかかわらず、周辺を緑に囲まれた自然豊かな場所です。3歳になる娘の預け先を考えたときに、僕とパートナーが理想とする野外活動中心の保育所がなかなか見からず、自然豊かな場所なのに勿体無いなあと感じました。そんな気付きから、野外保育の代表的な『森のようちえん』について調べたり勉強するにつれて、津山(岡山県北)にも一つくらい森のようちえんがあっても良いんじゃないかと考えるに至りました。
僕は、森のようちえん信仰者ではありません。たまたま僕とパートナーが理想とする保育が、森のようちえんの大切にしている考え方と重なる部分が多くありました。それぞれの親子に、それぞれマッチする保育スタイルがあると思います。”森のようちえん”も保育の選択肢の一つとして選べるような社会が来れば良いなと願っています。


僕たちは、津山市周辺でどんな森のようちえんを作りたいんだろうか?

自然の中で子どもが持っている感覚感性を引き出す。子どもの力を信じて、待つ、見守る、受け入れる。子ども自身で考えて行動できる関わり方をする。という考え方は大切にしたいと考えています。でも、それをどうやって実現するか?
 週5日預け合いができる常設森のようちえんを、将来的に目指しています。園舎は自然豊かなでのどかな環境に佇む古民家で、家族のようにワイワイと。保育者は、専属保育者と保護者のペア。保護者が専属保育士にお任せというスタイルの保育より、保護者も一緒になって子育て・自分育てが出来る雰囲気がいいなと思っています。ざっくりとですが、これが主催者が思っているイメージです。
 皆さんは、どんな理想をもたれていますか?僕らが目指している森のようちえんは共同保育です。具体的な内容や方法は、これから関わってくださる皆さんと一緒にじっくり話し合いながら、時間をかけて創っていきたいと思っています。

森のようちえんについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの↓森のようちえん全国ネットワークのサイトをご覧下さい
http://www.morinoyouchien.org/modules/tinyd01/
http://www.morinoyouchien.org/modules/tinyd07/