新たな日々と新しい森
大変お久しぶりです。子ども達も僕(しぶやたろう)も元気にしてます。
実は9月から保育士 ゆっきーが別の道を歩むことになったり。
子どもの人数が少し減ったり。
週5日から週3日になったり。
別れは受け入れるまでは大変寂しいものですが。
受け入れてしまえば、別れは出会いの始まりです。
有難いことに子ども達との日々は続いております。
園舎がある場所から歩いて10分くらいの場所に、パートナーが助産院(分娩施設)をオープンしました。その裏山が遊び場に使えそうなので、整備しています。まだまだ整備を始めたばっかりなんだけ、早く子ども達に早く伝えたくて フライングで子ども達を裏山に案内してみました。この時期は蚊がとっても多くて、竹が鬱蒼としているまだまだ荒れた里山。案内するタイミングとしては最悪だったから、子ども達から「ここ好きー!」と遊びはじめて、予想外のフィードバックにはビックリ。確かに、竹がジャングルジムのようには見えなくもないけど。この荒れた里山を遊び場に変える、子どもの感性って不思議だなー。森に通い始めて1年半、子ども達は大きく成長したもんだ。
やっと涼しくなったから、市内の公園に遊びに出かけました。
大地の恵み。おじちゃんの力。
ご無沙汰してます。ゆっきーです。
最近、中々メディアの更新がないと色々な方に心配して頂きなんだか申し訳ないです…
でも、大丈夫です!とても元気に日々子どもたちとはしゃぎ遊びまわっております(^^)
ただ、苦手で億劫なだけです。いつも気が付くと時間が経ってしまってる…
このままじゃダメだな~と思いつつ、なかなか改善されませんね。
さて先日、今年度に入って気合を入れて頑張っていた「田植え」をようやく終わることが出来ました!
始めの発端は「泥遊びを思いっきりしたい!」という思いからでした。そこからわたしと草と蔓と大地との戦いが始まりました…。(^^;)
ことことには田んぼに出来る土地はあるものの、長年使われていなかった田んぼは、草と蔓たちの楽園のようでした。草を刈っては蔓を切り…蔓を切っては草を刈り…中々終わりの見えない作業に心折れそうになりながら毎日コツコツと刈り続けていました。
そうやって作業を続けていると少し変化が起きてきました。地域の方たちが「頑張っちょるな~!」と声を掛けてくれるようになってきたのです。
すると、様子を見に来てくれたおじちゃんが「このままじゃいけん!」と…
なんとユンボを借りてきてくれ、畦づくりを手伝ってくれることになりました。
ユンボ出動!!
去っていく後ろ姿はまるで子どもたちの憧れのヒーローのようでした(笑)
「おじちゃんかっこいい!」
その後「ここまでやったからにはちゃんと田んぼやりなさい。最初は色々手伝ってやるから」と、厳しくもやさしい言葉を掛けてもらい、正式に田んぼ作りを進めていくことになりました。
そして、本題の泥遊び!
とうとう水が入り、待ちに待った泥遊びのスタートです!
「泥かいじゅうだよ~!」と体いっぱいで泥を楽しんでいます!(^^)
農具を使いこなすオチビさんの姿も…。
泥の中で楽しそうにはしゃぎまわる子どもたちの姿を見ていると「草刈り頑張ってよかったな~」としみじみ思いますが、もちろん全員が泥遊びを楽しめた訳じゃありません。汚れることや感触が嫌で、見ているだけの子もいました。
でもここは森のようちえん。「やりたい」も「やりたくない」もどちらも大切な自分の気持ちです。やりたくないのならそれでいいんです。もし、「やりたくない」が「やってみたい」に変わった時は一緒に一歩を踏み出していけるよう、傍で見守っていてあげたいなと思います。
さぁ! 泥でたくさん遊んだ後は、田植え開始!
稲はお馴染みのおじちゃんから余ったものを分けていただきました。
田植え初体験のことこと組。上手く植えられるかな?
「稲の宅配でーす!」
大人も頑張るよ!
今でこそ田植えは機械がする仕事になってますが、一昔前まではこんな風景が当たり前だったのでしょうね。
今回田んぼを作るにあたって、田植えをするまでに、わたしは本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。
まず大前提に
「田んぼはひとりじゃできないということ。」
田んぼを作るために草を刈り、土を耕し、畦を作って水を流す、苗を作り、稲を植える、稲を育てるための水を地域で守る…。
考えてみると到底どれもわたしひとりで出来るような作業ではありませんでした。だけど、とりあえず始めてみることで、地域とつながり、できないことを助けてもらい、お互い様の気持ちで協力しあう、農業という文化を感じることが出来ました。
ひとりじゃできない時に周りに「助けて」って言えること
これが出来ることってとても大事なことなんだなって改めて実感します。
実際わたしはすごく苦手で、しょっちゅう一人で行き詰まっています…。
最近こんな言葉も聞きました。
「自立とは一人で何でもできることではない。周りに助けを求められることだ」と。
そしてその経験は子どもであるうちにこそ、積み重ねておくべきなんだろうなと思います。
困ったときに「困った」と言えること。できないときに「助けて」って言えること。
その声を受け止める大人が周りにいる環境をつくることがわたしに出来ることかな…。
そしてもう一つ大事なのは、何かを始めるきっかけづくりは自分でしかできないということ
わたしにとっての農業の良さは、地域 ,大人 ,子どもが自然を通して循環していくところというか…みんなで一つになれる風景がとっても好きだな!って思いました。
わたしという大人を通して、農業を体験すること地域でつながっていくことの意味や思いなどを子どもたちにたくさん感じてもらえたらいいなと思います。
とりあえず地域のおじちゃんたちにありがとうの気持ちを一緒に伝えていこうかな!
おまけに。いつもお世話になっている木こりの会の方から野菜の苗を分けてもらったので小さい畑も耕してみました。今年は農業頑張るぞ~!
成長が楽しみだね♪
ゆっきー